「作品を出品してもなかなか売れない」
「SNSで発信しても反応がない」
──そんな悩みを抱えているハンドメイド作家さんも多いはず。
でも安心してください。
売れないのは才能の問題ではなく、“見せ方”や“伝え方”のズレが原因であることがほとんどです。
この記事では、よくある「売れない理由」を5つの視点から整理し、すぐにできる改善策を紹介します。
小さな修正でも、見られ方や売れ方が大きく変わります。
りんなかなか商品が売れないと、不安だし焦ってしまいますよね💦
この記事では、作品が売れないときに見直すべきポイントをまとめています！
① 写真が魅力を伝えきれていない
- 原因： 暗い・背景がごちゃついている・サイズ感がわかりにくい。
- 改善策： 自然光の下で明るく撮影。商品を中央に置き、1枚は“手に持った写真”などを入れてサイズ感を伝えましょう。
- ポイント： 小物を使うときは主張しすぎないように。作品が主役になる構図を意識します。
写真1枚で印象の8割が決まるとも言われます。
特に販売サイトの一覧では、明るさと色味の統一がクリック率に直結します。
② タイトル・説明文がわかりづらい
- 原因： 「かわいいピアス」「ハンドメイドバッグ」など、検索されにくい一般的な言葉のみ。
- 改善策： 「くすみピンクの天然石ピアス｜軽いつけ心地の春アクセ」など、素材＋色＋特徴＋季節を入れてSEO強化。
- 説明文： サイズ・素材・用途・贈り物向けなどを具体的に。使うシーンがイメージできる文が◎。
タイトルは「検索に強く」「感情に届く」バランスが大事です。
キーワードを入れつつも、“この作品の魅力”を言葉で表現しましょう。
③ 価格設定が適正でない
- 原因： 材料費＋送料だけで計算してしまい、時間単価が反映されていない。
- 改善策： 「原価×3倍＋手数料」を目安に。
- 参考： 価格を少し上げても、世界観や写真がしっかりしていれば購買率は下がりにくい。
“安いから売れる”は一時的です。
適正価格で長く続けられる設計が、結果的に信頼とリピートを生みますᵕ̈*
りん売れないからといって、安くしすぎると自分で自分の首を締めることにもなりえます。
バランスの取れた価格設定を意識しましょう！
（メルカリなどで在庫処分する、サンプル品をメルカリで安く売るなどは別として・・・）
④ SNS導線が弱い／発信が止まっている
- 原因： SNS更新が止まっていたり、販売リンクがプロフィールに無い。
- 改善策： プロフィールに販売ページリンクを固定。投稿は「制作中・完成品・使用例」をローテーションで。
- ポイント： 新作紹介だけでなく「制作の裏話」「材料選びのこだわり」など人間味ある発信が好印象。
SNSの目的は「宣伝」ではなく「信頼づくり」。
人柄が伝わる投稿のほうが長くファンを育てます。
⑤ ブランドの世界観が伝わっていない
- 原因： 写真・ロゴ・梱包などがバラバラで、統一感が無い。
- 改善策： カラー・フォント・パッケージなどを3要素に絞って統一。ブランド名やショップ紹介に想いを込める。
- 効果： 世界観が統一されると、販売サイトやSNSを見ただけで「この作家さんの作品だ」と分かるようになります。
ブランド化は“特別なデザイン力”ではなく、“一貫性”から生まれます。
小さな統一が大きな信頼に変わります。
チェックリスト｜売れないときに見直すポイント
- 写真の明るさ・構図に統一感があるか
- タイトルに「素材」「特徴」「季節」が入っているか
- 説明文にサイズ・素材・用途が書かれているか
- 価格は時間単価＋手数料まで含めて設定しているか
- SNSと販売ページがつながっているか
- ブランドカラー・フォント・梱包が統一されているか
3つ以上チェックが漏れている場合は、販売ページのリライトや写真撮り直しを検討してみましょう。
りん人気作家の商品ページを研究して、どんな風に写真を撮っているのか、どんな風に商品ページを作っているのか、など真似できる部分をマネしましょう！
売れる作家がやっている3つのこと
- 「作品＋ストーリー」で発信： 「この素材を選んだ理由」「制作のきっかけ」などの背景を発信。
- 「見られる場所」を増やす： SNSだけでなく、BASEやCreemaなど複数サイトで販売。
- 「リピーターづくり」を意識： お礼メッセージや再販告知で信頼を積み重ねる。
売れている人ほど“地味な積み重ね”を大切にしています。
継続的に改善を繰り返すことで、自然と成果が出るようになります。
りん始めのうちは、反応があまりなくてめげそうになることもあるかもしれません💦 今は“人気作家”という人たちも、小さな積み重ねから始めたはずです☺️
まとめ｜“売れない時期”はチャンス。改善すれば必ず伸びる
作品が売れない時期は、決してムダな時間ではありません。
むしろ「次に伸びるためのデータ期間」。
写真・価格・説明文・導線のどこを改善するか明確にすれば、少しずつ数字は変わります。
焦らず、1つずつ見直していくことで、“あなたらしいブランド”が売れるブランドへ進化していきます。
コツコツ積み重ねてきた努力が、いつか「この人の作品が好き」と言われる瞬間につながります。
